ホーム > サッカー > サッカー最新紙面記事

岡ちゃん魔術…自信回復セラピー

 厳しいまなざしで選手の練習を見つめるサッカー日本代表・岡田監督(左から3人目)=千葉県内のグラウンド
 厳しいまなざしで選手の練習を見つめるサッカー日本代表・岡田監督(左から3人目)=千葉県内のグラウンド

 「東アジア選手権、日本-香港」(11日、国立)

 サッカー日本代表は8日、千葉県内に再集合し、香港戦に向けて約1時間半の調整を行った。岡田武史監督(53)は2日・ベネズエラ戦、6日・中国戦と2試合連続無得点引き分けに終わったチームに“自信回復ミーティング”を行った。昨年11月の香港戦で4-0と快勝した試合のビデオを見せながら、決定力不足を試合勘不足と考え過ぎが原因と結論付け、選手に「悲観的になるな」と繰り返した。

  ◇  ◇

 岡田監督は不安説を一蹴するように、声のトーンを上げた。「何の問題もない。自信をなくすような試合じゃない」。中国戦後、FW玉田らが「チームとして機能してない」と不安を漏らしたが、指揮官は真っ向から否定した。

 さながら自信回復セラピーだ。練習前に行った約40分のミーティングで、中国戦のビデオと昨年11月のアジア杯予選・香港戦のビデオを見せた。自信回復のイメージとして見せた香港戦は、相手の圧力をはねのけて完勝。「素晴らしい試合をしていたじゃないか。今はシーズン始めで、頭で考えてサッカーしすぎているだけだ」と訴えた。

 しかし、オフ明けなのは相手も同じ。「東アジア制覇は大命題」という意気込みを感じられない試合が続いているのは事実だ。選手をテストする絶好の機会だが、中国戦後には「交代選手が劇的に試合を変えられるとは思わなかった」と新戦力を否定するような言葉もあった。W杯本大会までに上積みが必要な中で、昨年11月の水準にさえ遠い状態だ。

 FW岡崎は「『悲観するな』とは言われてます。後ろを向く時間はない」と言えば、DF長友は「魅力的なサッカーで自信を持とう」と前を向く。11日の香港戦で、だれもが岡田ジャパンに「問題ない」と太鼓判を押せるような試合を見せられるか。

(2010年2月8日)
Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp