「J1第30節、G大阪0-0横浜M」(24日、万博)
史上最大の勝ち点差19からの逆転Vを狙うG大阪は、横浜Mの堅守を崩せずスコアレスドロー。西野朗監督(54)は後半にFW播戸竜二(30)、MF佐々木勇人(26)、FW山崎雅人(27)と攻撃陣3人を投入したが、得点できなかった。神戸はMF松岡亮輔(25)のプロ入り初ゴールで、6試合ぶりの勝利。勝ち点を37に伸ばして16位柏との勝ち点差を10とし、J1残留に王手をかけた。大分は京都と引き分け、8季ぶりのJ2降格が決まった。鹿島は7試合ぶりの白星で暫定首位に浮上した。
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3枚のカードが空を切った。無得点で迎えた後半、横浜Mの堅守を前に攻めあぐねる中、G大阪・西野監督は立て続けに“攻撃的選手交代”を敢行。勝ち点3への執念をみせ、“超攻撃”のスタイルを貫いたが「守備力を崩しきれなかった」と、ドローの結果に唇をかんだ。
動かない試合を前に指揮官が動いた。まずは後半10分だ。「全体的な流れの中では足りなかった」と試合後に苦言を呈したFWペドロジュニオールに代え、FW播戸を投入。前線でのターゲットとして得点を期待したが相手守備網にかかり、リズムを生み出せない。
続く31分には「パサーよりもドリブル突破での変化を求めた」とMF佐々木をピッチへ。指揮官の意図をくみ、中盤から一気にドリブル突破を見せたが決定機を作ることはできなかった。41分にもFW山崎を送りこんだが、チャンスを作れないままホイッスルを聞いた。
首位争いが過熱する中、勝ち点1を積み上げ暫定3位をキープ。「チャンスを作り出せなかった点で内容は結果に伴ってる」と指揮官は前を向き「ブレずにスタイルを追求していく」と改めて“超攻撃”を誓った。
MF遠藤も「守る選択肢はない。点を取りに行く」と、指揮官と心は一つ。残すは上位の鹿島、清水との直接対決を含む4試合。「最終節で決まればいい」-。我慢の勝ち点1を歓喜への布石にしてみせる。







