サッカーのスコットランド1部セルティックの日本代表MF中村俊輔(30)が1日、成田空港から欧州へ出発した。6月の最終予選3連戦にW杯出場をかける岡田ジャパンに太鼓判を押すとともに、個人的に“ゴールのツボ”の習得を決意。サッカー人生最後の欧州生活の可能性もある残り2カ月で、FWクリスティアノ・ロナウド(24)=マンチェスター・ユナイテッド、MFフランク・ランパード(30)=チェルシー=らの決定力を盗み、岡田ジャパンへ還元する。
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バーレーン戦で決勝弾をたたきこんだ中村俊が、岡田ジャパンに太鼓判を押した。宿敵に1-0で完封勝ちし、4大会連続のW杯出場に王手をかけている日本代表。点取り屋不在の状況とはいえ、FW玉田(名古屋)、田中達(浦和)の守備やパス回しへの参加が、チームに貢献している事実を引き合いに出した。
「内容はジーコ監督時代よりもいい。これで(点以外の貢献度が少ない)ストライカーを入れて、土台を崩してもしょうがない」。自らもさらなるレベルアップのために、中盤ながら得点を量産する世界の一流に学ぶ決意を口にした。
「シュートのイメージを持ってゴール前に入らないと。なぜランパードがあんなに点を入れられるのか。自分のところにくれば、絶対に決めると思っているはず。その感覚は一度手に入れられれば、ずっと持っていられるはず」。ストライカーでなくとも点は取れる-。欧州の得点感覚を、岡田ジャパンに持ち込む覚悟だ。
さらに、自身が苦手にするヘディングの改善という“宿題”も課した。イメージは、C・ロナウドが昨年4月の欧州チャンピオンズリーグ準々決勝のローマ戦で決めた一撃。30メートル後方から全力疾走し、DFを押し倒すように決めたシーンに「あれ1発で試合を決めた。自分には無理だと思えば一生無理だから」と、教材にする腹積もりだ。
かねて今夏の横浜M復帰が浮上しており、残り2カ月が自身最後の欧州生活となる可能性がある。「何とか、あと2点は決めたい」。目指すは、自身初のリーグ10得点(現在8点)と4連覇。バーレーン戦のDVDをバッグに忍ばせた中村は「少し時間を置いた方が冷静に見られる。反省しないと伸びないから」と、あくなき探求心をセルティック、そして岡田ジャパンに注入する。







