ホーム > サッカー > サッカー最新紙面記事

負けちゃったけど…ツネ様さすがの存在感

 競り合う神戸DF宮本(左)と京都FW柳沢=西京極
 競り合う神戸DF宮本(左)と京都FW柳沢=西京極

 「J1・第1節、京都1-0神戸」(8日、西京極)

 J1神戸はアウェーで京都と対戦し、前半36分にDF渡辺大剛(24)にゴールを決められ、0-1で敗れた。組織的な守備などに課題は残ったが、3年ぶりのJリーグ復帰となったDF宮本恒靖(32)は海外仕込みの貫禄プレーで、マッチアップした元日本代表の盟友・FW柳沢敦(31)らを封殺。さすがの存在感を示した。

  ◇  ◇

 悔しさだけが募る再出発だった。終了の瞬間、宮本は滴る汗をぬぐいながら、ジッとピッチを見つめ唇をかんだ。「どちらに転んでもおかしくない展開。もっと勝負を左右するプレーができていれば…」。3年ぶりのJ1復帰を懐かしむよりも、主将として勝利に導けなかったことが何より悔しかった。

 一瞬のスキを突かれた。前半30分すぎ、守勢に回った神戸の最終ラインが大きく押し込まれた。「スペースを与えてしまった」と振り返ったように、ボランチとDFの間が開き、フリーになったDF渡辺のミドルシュート一発に沈んだ。

 それでも宮本自身は、存在感を見せつけた。代表時代の盟友・FW柳沢とのマッチアップでは鋭い読みでパスカットを連発。持ち前の頭脳派プレーを見せると、高さを武器にする北京五輪代表FW豊田との空中戦にも競り勝ち、海外で鍛えたフィジカルの強さも発揮。MFディエゴのシュートには顔面ブロックを見せるなど、闘志あふれるプレーで最後列からチームを支えた。視察した日本協会の原博実技術委員長も「代表選考ではないよ」とした上で「やっぱり経験がある。フィードも良かったし、さすがだね」と、質の高いプレーに舌を巻いた。

 開幕ダッシュとはいかなかったが、下を向いてばかりもいられない。14日のホーム開幕戦ではリーグ屈指の攻撃力を誇る川崎と対戦する。「守備は忙しくなる。しっかり準備して、試合に備えたい」と前を見据えたツネ様。代表復帰を期待する声にも「それよりも、今は神戸で勝ちたい!!」。強い口調で言い切った。






Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp