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オリベイラ監督 3度の飯よりミーティング

 会見した鹿島・オリベイラ監督=茨城・鹿嶋市内

 連覇には、3度のメシよりミーティング-。J1首位の鹿島が4日、史上初となる2度目の連覇がかかる最終節・札幌戦(6日・札幌)に向け、鹿嶋市内で非公開練習を行った。オズワルド・オリベイラ監督(58)は就任後最多となる朝、昼、晩の3度のミーティングを実施。実質的に引き分け以上でも優勝が決まる絶対的に有利な状況にも、あえて油断を許さず万全の戦闘態勢を整えた。

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 卓越したモチベーション管理で“オズの魔法使い”と称される名将が最後の勝負手を打った。オリベイラ監督が07年の就任後、2季目で最多となる1日3回のミーティングを敢行。大一番前の“追い切り”を終えた。

 関係者によると、午前の非公開練習前に恒例のミーティングを実施。この日は練習後にもピッチで円陣を組み、約20分も異例の青空ミーティングを追加した。夜には11月29日・磐田戦前と同様、鹿嶋市内の選手寮で夕食を共にしながら3度目のミーティングを実施。万全の仕上げを終えた。

 士気を高める手腕は魔術的だ。大分戦前には秘密裏に選手の家族を回り、応援メッセージを込めたビデオも作成。大東社長も「あの手この手があるよ」と目を細める手練手管の根底にはチームと勝利への情熱がある。

 磐田戦後、優勝が決まったかのように号泣。この日の会見で「(優勝前に泣くのは)フライングでは」と問われ、「私はそれぐらい情熱的なんだ。昔と違い、男が泣いていけないということはない。それが1つの人間の味。勝つことがいかに大変で苦しいか分かっている。そこに情熱がある。それがサッカーなんだ」と熱弁を振るった。

 昨季は浦和の結果待ちの他力V。だが今季は「自分たちの手にかかっている」と自力連覇に王手をかけた。逆転Vを狙う2位名古屋のストイコビッチ監督は、鹿島が磐田に勝利したことで「気分が悪くなった」とこき下ろしたが、オリベイラ監督は「何も言うことはない。私は自分のチームの準備をするだけ。彼(ストイコビッチ)は我々が負けることを祈りながら準備するだろう」と、王者の余裕で“ピクシーの挑発”を黙殺した。人事は尽くした。あとは連覇の果実を刈り取るだけだ。

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