J1神戸が4日、松田浩監督(48)を今季限りで解任する意向を明らかにした。11月10日に一度は続投要請したが、方針を転換。安達貞至社長兼GM(70)が、12月1日に来季の契約を結ばない意向を伝えたという。この日の練習前には、ミーティングを開いて選手にも事情を説明。突然の指揮官交代を告げられたイレブンは動揺を隠せなかった。
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神戸に激震が走った。松田監督の解任を電撃発表。信じられない事態に、指揮官も「2年間やってきた手応えも感じ、来年は3年目で集大成の年と思っていた。こういう事になって、残念だし無念」と唇をかんだ。目にはうっすらと涙も浮かんでおり、志半ばでチームを去る事への悔しさがにじんでいた。
いったん続投要請した後の急転劇だ。クラブ史上初のJ1・5連勝を記録した11月9日の東京V戦の翌日、電話で松田監督に来季の監督続投を要請。その後わずか3週間で方針を転換して解任を決め、12月1日に来季の契約を結ばない意向を伝えた。チーム強化のために、非情な決断を下した。
今季限りでの監督交代の理由を、安達社長は「よりステップアップするために、来季は新しい指導者でスタートすべきだと判断した。苦渋の選択だった」と説明。11月15日の天皇杯・J2鳥栖戦(●2-5)や、同29日の川崎とのリーグ戦(●0-4)での大敗の進退への影響が「なかったとはいえない」と話した。
松田監督も、一度は続投要請を受けていただけに「口頭で続投を伝えられて握手もした。何かの間違いじゃないかと思った」と困惑の表情。来季以降もJリーグで指揮を執りたい意向で「この3週間は就職活動にも大事な時期。きちっとした要請があったのに、反故(ほご)にされるのは納得がいかない」と顔をしかめた。
クラブは来季のACL出場権獲得を目指しており、後任監督について安達社長は「経験豊富な人材」と方針を説明。「現場に任せています」という三木谷会長の意向を受け、ブラジル人を中心に人選を進めている。







