「WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(4日、横浜アリーナ)
世界ボクシング協会(WBA)ダブル世界戦の前日計量が3日、都内で行われ、バンタム級王者・亀田興毅(25)=亀田=は制限体重いっぱいの53・5キロでクリアした。3月に中学時代の同級生と結婚したばかりの興毅は、愛妻に感謝の勝利を捧げることを誓った。挑戦者マナカネは、リミットより800グラムも軽い52・7キロだった。スーパーフライ級休養王者・清水智信は52・1キロのリミット、同正規王者テーパリット・ゴーキャットジムは52・0キロと、全員が1回でパスした。
減量を終えた興毅は「幸せや。おいしい物を食って飲んで、また普通の日が始まるんやから」と解放された喜びを実感した。幸せなのはそれだけではない。3月に入籍してから初の試合。意気込みを聞かれると、「いつもと一緒や。『行ってくるよ』って、チューして家出る」と冗談でごまかしたが、本心は違った。
「ここまで結果を出してこれたのも、長いこと一緒にいてくれたから。感謝してる」と、中学時代から交際を始め、長年にわたって支えてくれた妻への思いを告白。「明日はいい勝ち方して、リング上で感謝の気持ちを言えたらええな」と4度目の防衛を果たし、ファンの前でメッセージを送ることを約束した。
もちろん自信はある。バンタム級に上げて試合を重ね、「減量はスムーズにいけた」と話し、「だいぶなじんできた。体もしまってるし、無駄な肉もない」とパワーアップを実感。「腹筋も6個入りのたこ焼きみたいになってるやろ。そうなったら調子ええねん」と、好調を宣言した。
一方、挑戦者がリミットを800グラムも下回ったことには不満タラタラ。「意味分からんわ。そんなことしてポイントもらえる?その分食べたら元気出るやん」と、調整法に疑問をぶつけた。
帰り際には「リングの中心で愛を叫ぶ、かな?」と言い残した。4月4日は横浜アリーナを世界の中心に変える。
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