井上尚弥、衝撃の初回KO勝ち!世界が驚くWBSS優勝候補の強さ

1回、パヤノにパンチを出す井上尚弥(撮影・堀内翔)
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 「ボクシング・WBSS1回戦、WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(7日、横浜アリーナ)

 王者・井上尚弥(25)=大橋=が階級最強決定トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の1回戦に臨み、同級4位で元同級スーパー王者のフアンカルロス・パヤノ(34)=ドミニカ共和国=に初回1分10秒KO勝ちした。

 各団体王者ら各階級8人が参戦し、1年をかけて階級最強を決めるWBSS。日本選手として初めて出場した井上が全世界に向けて優勝候補にふさわしい強さを見せつけた。初回、リング中央でワンツーを放つとパヤノは失神。硬直したまま後方に倒れた。ほぼ最初のパンチで試合は終わった。

 衝撃のKO勝利に、井上は「最高ですね。手応えはものすごく倒れ方も効いていたので一撃で終わったと思いました」と振り返った。

 井上の通算戦績は17戦17勝(15KO)。パヤノは22戦20勝(9KO)2敗。

 WBSSはドイツのプロモーターであるカレ・ザワーランド氏らが仕掛けた高額賞金トーナメント。シーズン1として2017年9月にスーパーミドル級とクルーザー級で行われた。各階級8人が参戦し、約1年をかけて団体の垣根を越えて階級トップを決める。初回は賞金総額5000万ドル(55億円)。優勝者にはモハメド・アリ・トロフィーとともに賞金1000万ドル(11億円)が贈られるということでも話題を呼んだ。

 シーズン2ではバンタム級、スーパーフェザー級、クルーザー級で実施。横浜で開幕し、今後6週に渡り、1回戦が展開される。

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