興毅、ポンサクKO宣言 5・5“引退試合”へ亀田節復活!因縁相手に雪辱締めや

 ボクシング元世界3階級制覇王者で、5日に1日限りで現役復帰して“引退試合”と銘打った非公式試合を行う亀田興毅(31)=協栄=が2日、都内の所属ジムで練習を公開した。「これはケンカ。戦争。とにかくボコボコにする」などと挑発的な“亀田節”も完全復活。2010年3月対戦してプロ初黒星を喫した元WBC世界フライ級王者ポンサクレック・ウォンジョンカム(40)=タイ=にKOで雪辱することを宣言した。

 この試合はJBCの規定によりポンサクレックの出場申請が認められず、非公式試合で行われる。興毅は残念がりながらも「団体が認めるか認めないかだけで、リングに上がれば1対1の戦い」と決闘を強調した。

 前回の対戦ではプロ初黒星を喫し、試合後に父の史郎氏が関係者に暴言を吐いたことでセコンドライセンスの取り消し処分を受けた。「あの時に亀田家の運命を狂わされてる。どうしても拳を交えたかった。これはケンカですよ。戦争」と雪辱へ闘志。「亀田節出していいですか。(ポンサクレックが)何してきても一緒。レベルが違う。ボコボコにして終わらす。完全にノックアウトしてボクサー亀田興毅の幕を下ろす」と、往年のビッグマウスを復活させてKO勝ちを宣言した。

 試合形式は未定だが、中継するインターネットテレビ局AbemaTVは、KO決着ではない場合は視聴者投票で“ジャッジ”を行うと発表している。だが、興毅は「そんなもんいらん。だるい。投票させるまでもない」と言い放った。この日はミット打ちなどでブランクを感じさせない動きを披露。「コンディションは現役の時以上の手応え」と仕上がりに自信を示した。

 さらに、拳闘界改革の野望も熱弁。「先人もすごい人たちがいっぱいいますけど、時代は変わる。命を懸けてボクシング界を変えていこうという気持ちで取り組んでいる。オレはボクシング界から何をされても、ボクシングを盛り上げることしか考えてない。坂本龍馬になれたらな、というぐらいの気持ち」と“ボクシング維新”を訴えた。

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