「プロレス・新日本」（５日、エディオンアリーナ大阪）

　ＩＷＧＰジュニアヘビー級選手権試合が行われ、挑戦者のマーティ・スカルが王者のウィル・オスプレイを破って新王者となった。

　スカルは、オスプレイの驚異的な空中殺法を渋いテクニックで迎撃し、一進一退の攻防を展開。最後はオスプレイが必殺のオスカッターを放ったところをエビ固めで切り返して勝利をもぎ取った。

　一瞬のスキを突かれて敗れたオスプレイは試合後に猛抗議。そこにＫＵＳＨＩＤＡが現れて次期挑戦者に名乗りを上げた。さらに、高橋ヒロムも登場すると、オスプレイとＫＵＳＨＩＤＡを指さし「オレの邪魔をしてくる。だったら４人でやろうよ」と、驚きの４ＷＡＹマッチでの王座戦を要求。スカルは「同時に相手してやろう。４ＷＡＹマッチだ」とその場で受け入れた。

　インタビューでスカルは「オスプレイをやっつけて、やっとここまで登り詰めた」と王座奪取に満足顔。さらに、「みんながこのベルトを狙うなら、あれこれ言わずに同時に戦えばいいじゃないか。新日本プロレスは試合を組んでくれ」と、４ＷＡＹマッチの実現を訴えた。