新日本スーパージュニアTT・田口&ACHとSHO&YOHが決勝進出

 「プロレス・新日本」(30日、東京・後楽園ホール)

 「スーパージュニアタッグトーナメント」の準決勝戦2試合が行われ、エル・デスペラード、金丸義信組に勝利したACH、田口隆祐組と、高橋ヒロム、BUSHI組に勝利した“ロッポンギ3K”SHO、YOH組が11月5日にエディオンアリーナ大阪で行われる優勝決定戦で対戦することになった。

 ACH、田口組はワキ腹に大きなテーピングを施したACHが長時間捕まる苦しい戦いとなったが、田口が相手2人にプランチャを連発するなど奮起。最後は金丸のウイスキー噴射の誤爆を誘ってデスペラードを排除し、孤立した金丸に田口がヒップアタックのケツイェ、合体式変形フェースバスターのスーパー69をたたみ掛けて3カウントを奪った。

 試合後、ACHは勝利を喜びながらも、今回の来日直前に29歳のいとこが心臓発作で亡くなったことを告白し、「このツアーができるか不安だったが、田口選手と一緒で、必要なときに手助けしてくれる人がいて、しっかり勝ち上がることができた」とパートナーに感謝。“田口ジャパン”の監督を務める田口は「田口ジャパンとしては、このトーナメントに優勝して、新商品が出ますから、宣伝のためにも優勝したい」と、頭の中でそろばんをはじいた。

 この試合が初のメインイベント出場だったSHO、YOH組も、YOHがヒロムとの壮絶な張り手合戦で左胸から出血させられるなど、厳しい攻めに圧倒される。それでも、ノータッチ式トペコンヒーロの編隊飛行などで反撃し、最後は合体式の必殺技3Kでヒロムを排除し、続けざまにBISHIにも3Kを決めて白星を手にした。

 試合後は、ロッポンギ3Kの監督を務めるロッキー・ロメロがリングに登場。「大阪では田口ジャパンに勝って、一夜だけロッポンギ3Kではなくドウトンボリ3Kになる!」と高らかに優勝を宣言した。

 インタビューでは、まずYOHが「田口さん、チーム名なんだっけ、スーパー69?あなたのなめて、なめて、なめ回す攻撃はボクには通用しないよ。あとお尻も。お口もお尻もふさいであげる。シャット・ユア・マウス(口を閉じろ)。シャット・ユア・アス(肛門を閉じろ)」と不敵な面構えで挑発。SHOも「後楽園最高にしびれたね。高橋ヒロムの狂った唇、プルプルだったけど、オレのパートナーのYOHがシャット・ユア・マウス。大阪もオレたちロッポンギ3Kとしびれようぜ」と自信たっぷりに話した。

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