石田 英国で王座奪取ならず スタミナ切れで終盤の手数が減少

 「ボクシング・WBAスーパーフライ級タイトルマッチ」(28日、カーディフ)

 ボクシングのWBAスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は28日、英国のカーディフで行われ、同級1位で挑戦者の石田匠(25)=井岡=は王者カリド・ヤファイ(28)=英国=に0-3で判定負けし、世界初挑戦での王座奪取はならなかった。石田は途中まで互角に近い闘いを見せたが、終盤は手数が少なくなった。

 悲願の世界王者奪取を狙った石田は0-3で判定負け。「悔しかった。妥当というか。あれで僕が勝っていてもおかしい」と結果を冷静に受け止めた。7回には右ストレートがきれいに決まる場面もあったが「疲れが出た」という終盤は手数が減少。相手の低い頭に苦しんだが「実力不足。何を言っても言い訳になる」と言い、「今日の負けは認めて、絶対に世界チャンピオンを目指す」と再起を誓った。

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