亀田和毅、次戦は3兄弟の3男対決「二度とやりたくないと思わせる」
協栄ジムは23日、都内のジムでWBA世界スーパーバンタム級5位を始め、主要4団体でランキング入りする亀田和毅の日本復帰第2戦を発表した。
試合は7月10日、後楽園ホールで、元WBCインター・スーパーフライ級シルバー王者のイバン・モラレス(メキシコ)と56キロ契約ウエートのノンタイトル10回戦で行われる。
イバン・モラレスは31勝(19KO)2敗、和毅と同じ25歳のサウスポー。長兄に元世界4階級制覇王者のエリク。次兄に元WBO世界スーパーフライ級王者のディエゴを持つ、メキシコの「モラレス3兄弟」の3男。元世界3階級制覇王者の興毅氏、同2階級王者の大毅氏の兄を持つ元WBO世界バンタム級王者の和毅とは、3兄弟の3男対決となる。
和毅は「サウスポーは久しぶり。(イバンは)メキシコで何回かテレビで見た。一度も倒れたことがないそうなので二度と和毅とやりたくないと思わせるくらいに倒します」と豪語。興毅トレーナーも「人間が変わったようなボクシングになっている。すごい気迫。試合を楽しみにしてほしい」と自信満々だった。
主要4団体の世界王者のスケジュールが詰まっており、すぐに世界挑戦できる見通しが立たないことからサウスポーとの対戦を挟むことになった。
また、東洋太平洋女子ライトフライ級1位の矢吹純の出場も発表された。矢吹はこの試合の後、初代日本女子王座決定戦にミニマム級で挑戦する予定。