興毅氏、サーバーダウンの初戦振り返る「正直この試合が一番緊張した」
ボクシングの元世界3階級王者・亀田興毅氏(30)が8日、インターネットテレビ放送局AbemaTVが7日に生中継した「亀田興毅に勝ったら1000万」の初戦を「正直この試合が一番緊張した」と振り返った。
興毅氏は、挑戦者それぞれと3ラウンドずつボクシングルールで対戦。挑戦者は勝てば1000万円を獲得することができるという企画。18時から放送が始まった番組は、110分をかけて挑戦者4人の人物像などを紹介。そして1人目の挑戦者・けんか無敗の最強ホスト・神風永遠(年齢不詳)と、いよいよ対戦というところでサーバーがダウン。公式サイトでは、一時視聴不能となった。興毅氏は、神風を左ボディーからの左フックで一方的にKOした。
亀田氏は「現役引退をして約1年半何もやってなくて、この企画が決まってから約3週間トレーニングをしましたがそんな簡単に戻るはずも無く…」と満足いく仕上がりではなかったことを明かした。そして第1試合目が、約4年ぶりの日本でリングに上がったことから「一番緊張した」という。
それでも初戦ということで、「パンチにも体重が乗っていたということもあってKO出来たが、順番が変わっていたらあの結果は変わっていたかも知れない」と亀田氏。「初めてのボクシングでそれも注目されるリングに、自らの職業、ホストというものを背負って上がってきた漢…凄い気迫が伝わってきました」と対戦相手を称えていた。