“田口ジャパン”またNEVER陥落…ロス・インゴが3度目戴冠

 「プロレス・新日本」(3日、福岡国際センター)

 NEVER無差別級6人タッグ選手権試合はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの挑戦者BUSHI、SANADA、EVIL組が田口隆祐、棚橋弘至、リコシェの王者組“田口ジャパン”の初防衛を阻んで王座を奪回した。

 新日本の名物となりつつある田口ジャパンの頭脳プレーとロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの組織力の激突は、6人が目まぐるしく入り乱れる一進一退の展開となった。だが終盤、BUSHIは田口の体をぶつけてレフェリーを排除しすると田口に毒霧を噴射。そこから粘りを見せた田口に手こずったが、最後はMXで葬った。

 田口ジャパンから2度目の王座奪回で3度目の戴冠を果たしたロス・インゴは意気揚々。EVILが「このベルトがオレたちによって、とんでもない価値を生み出してしまった。お前ら、どんどんかかって来いよ」と勝ち誇れば、BUSHIも「リコシェ、田口、お前らにはまだ借りがあるんだ。いつでも挑戦してこい」と挑発した。

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