王者・山中、日本記録のV13に王手も「こだわりはない」

2回、カルロス・カールソン(右)の顔面に右フックを浴びせる山中慎介(撮影・出月俊成)
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 2日に両国国技館で行われたボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチで12度目の防衛に成功した王者・山中慎介(34)=帝拳=が同日深夜、日本テレビ系「NEWS ZERO」に生出演した。

 この日の勝利で具志堅用高(協栄)の持つ、13連続防衛の日本記録に王手をかけた山中。次戦への思いを尋ねられると、「自分じゃなくて、応援してくれている方もそうですが、周りの方が記録を楽しんでもらえたらいいなとは思います。ただ、自分自身はこだわりというのはないです」と淡々と語った。

 さらに続けて、「達成できたとしても…。サウスポーで、具志堅さんともタイプが違うので。そこらへんはあまり意識せずに、自然と達成できたらいいなというぐらいです」と、あくまで自然体を強調していた。

 山中とは同級生で親交のあるリオデジャネイロ五輪女子レスリング銀メダリストの吉田沙保里(34)がこの日、観戦に訪れた。吉田の存在について聞かれると、「刺激になりますし、あの方が来てくれて頑張ろうという気持ちにもなりました。笑って勝利を報告できてよかったです」と笑顔を見せていた。

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