S・ノートンが新日本マットで超竜ボム 闘病中の恩人に感謝の言葉

 「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)

 1990~2000年代に、名外国人レスラーとして新日本マットを彩ったスコット・ノートン(55)が、第0試合に行われたバトルロイヤル形式のニュージャパンランボーで、久々に参戦した。

 入場曲が流れ、ノートンが姿を現すと、ドームは「おお~っ!」と沸いた。久々の新日本マットに上がり「アドレナリンが吹き出てくるのが自分でもわかった」と超竜。必殺技のパワーボムで田口隆祐から3カウントを奪うなど、往年のパワーファイトを見せ、観客を沸かせた。

 かつて「nWo」や「チーム2000」などで共闘した天山広吉やヒロ斉藤とも久々に再会し、「最高の気分だよ。パワーボムを決めたり、技を受けたり、過去の自分に戻れた気分だ」と懐かしんでいた。

 また、自身を日本のリングに導いたマサ斉藤への感謝の思いも明かした。「彼は男の中の男だった。アームレスリング出身で、30歳になっていた自分にチャンスを与えてくれた。けがをしたとき頑張れたのも彼のおかげ。『お前が頑張るなら、俺はお前以上に頑張る』と言ってくれた。うそがないし、今でも彼以上の人間はいないと思っている」。現在は闘病中の恩人に対する言葉が尽きることはなかった。

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