大沢宏晋が11月に初の世界挑戦 ラスベガスでパッキャオの前座

ベガスで初の世界挑戦を発表した大沢宏晋
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 ボクシングのWBO世界フェザー級2位の大沢宏晋(31)=ロマンサ雅=は4日、大阪府松原市で会見し、11月5日、米ラスベガス・トーマス&マック・センターで、同級王者・オスカル・バルデス(25)=メキシコ=を相手に初の世界挑戦することを発表した。戦績はバルデスは20勝(18KO)で初防衛戦。大沢は30勝(19KO)3敗4分け。

 メーンで復帰戦を行う世界6階級王者マニー・パッキャオ、セミファイナルに同5階級王者のノニト・ドネア(ともにフィリピン)が出る興行の前座と、世界が注目する舞台。巡った人生最大のビッグチャンスに31歳は「目指しても立てる舞台じゃない」と笑った。

 04年にデビューし、11年に東洋太平洋同級王座を獲得。しかし12年、JBC(日本ボクシングコミッション)に報告しないまま韓国で未公認のタイトル戦を行ったことで、1年間のライセンス停止処分を科された。

 13年に再起後は連戦連勝で世界ランクを上げた。“介護士ボクサー”で知られ、養護施設に勤務しながら選手活動と両立。ファイトマネーはデビュー戦以来、身体知的障害者団体等に寄付してきた。

 「映像では何度も見た。誰が相手でも怖い。次が38戦目ですけど、いつも眠れないですよ。でも練習はわくわくする。自分は昔から人生の一瞬、おいしいところはすべて持って行く」。世界を驚かす番狂わせに自信ありだ。

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