2016.02.09

三瓶一樹、辰吉戦「名前売るチャンス」

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　ボクシングの元ＷＢＣ世界バンタム級王者・辰吉丈一郎（４５）の次男・寿以輝（１９）＝大阪帝拳＝が８日、大阪市内で会見し、プロ第４戦を３月２７日、大阪・東和薬品ＲＡＣＴＡＢドームで三瓶（さんぺい）一樹（２４）＝ワタナベ＝と行うことを発表。対戦が決まった三瓶は同日、都内のワタナベジムで「話をいただいて、やりたいと即答しました。勝って名前を売るチャンス」と受け止めた。

　１７８センチの長身と長いリーチが武器で３勝３敗の成績。「辰吉選手はパンチがありそう。打たせないよう自分の距離で、自分のペースに持ち込みたい」と戦略を練っている。

　福島第一原発事故で被害を受けた福島県双葉郡浪江町の出身。震災後に上京し、１３年にプロデビューした。「故郷には帰れないと思う。ボクシングで大きな舞台に立ちたい」と、辰吉を食ってみせるつもりだ。