中邑、初対決のAJをボマイェで倒す

 「プロレス・新日本」(4日、東京ドーム)

 最高にたぎる相手と、最高にたぎる戦いを見せた。IWGPインターコンチネンタル王者・中邑真輔は、シングル初顔合わせとなったAJスタイルズと激突。ブラディサンデー、変型のスタイルズクラッシュなど相手の必殺技を耐え、最後は後ろからと前からのボマイェ2連発で3カウントを奪った。

 海外でも有名なAJを沈め、自身の代名詞でもある白いベルトを守った。「想像を超えた選手だった。今まで並み居るうまい選手、強い選手とやってきたが、AJはそれに勝る。最高のタイミングで東京ドームでやれて感動しました」。試合後は中邑から腕を差し出し、拳を合わせた。「今日ばかりはむき出しで戦った。命を懸けて戦っているレスラーにリスペクトがある」と挑戦者をたたえた。

 青学大レスリング部出身。箱根駅伝を2連覇した母校と同じく、東京ドームで2年連続で勝利し、「イヤァオ!!」の大合唱を響かせた。新年の幕開けを最高の形で飾り、「(今年は)世界ですね。色んなモノがはじけて飛び散るんじゃないですか」と独自の言葉で表現。2016年もたぎる。

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