ミノワマンが復帰戦「狙うは小川だけ」

 「デイリー後援・INOKI BOM-BA-YE2014」 (31日、両国国技館)

 IGF8・23両国の鈴川真一戦で右腓(ひ)骨を骨折したミノワマンが、大みそか「INOKI BOM-BA-YE 2014」(両国国技館)で復帰戦を行うことが15日、発表された。藤田和之と組み、小川直也&Xと対戦する。1日のIGFファンフェスタで小川に対戦を直訴し、シングル戦には難色を示されたが、タッグでの激突が正式決定。ミノワマンは「自分から挑戦した。藤田さんと組めることはとても光栄。狙うは小川さんだけ。ケガは大みそか当日には間に合う」と意気込みを明かした。

 過去最悪の負傷だった。当初の診断は全治6カ月以上で、9月6日まで2週間入院した。大みそかの参戦は無理という見方だったが、ミノワマン自身だけは違った。「入院中から(復帰)設定を大みそかに置いた。今年中に試合をしないと気分悪いというか。目標を設定することで、それに向かって回復力が一気に上がる。自然の法則」と。医者には“う~ん”と言われた。OKとは言われなかった」。

 11月上旬に松葉づえが取れ、現状は80%という。「試合が決まったことで、よりエネルギーが増す。(当日は)100%で戦うつもり」と言い切った。恐怖心をはらいのけ、覚悟を決めてリングに上がる“超人”が小川を相手に大暴れする。

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