テリーだ!マスカラスだ!観客熱狂
「東京愚連隊」(11日、後楽園ホール)
レジェンド2人に観客が熱狂した。ミル・マスカラス(72)は昨年12月、テリー・ファンク(70)は昨年10月以来の来日で健在ぶりを披露。テリーがカズ・ハヤシをスピニング・トーホールドで捕獲する間に、マスカラスがフライングボディアタックでNOSAWA論外を仕留めた。
05年8月の旧WR-1両国大会以来の夢タッグは幻になる可能性もあった。米ダラスの空港が雨で封鎖され、テリーが予定の便に乗れなかった。1日遅れでこの日到着したテリーと9年ぶりに組んだマスカラスは「経験豊かな選手と組めて、素晴らしい試合ができた」と満足そうだった。対戦した藤原喜明が「いくら頑張っても2人には勝てない」と白旗を上げる人気ぶり。来年も勇姿が期待される。