河野VS興毅戦、JBC非公認で開催も

 世界ボクシング協会(WBA)から17日の興行権の入札が発表された世界スーパーフライ級王者・河野公平(33)=ワタナベ=と同級2位の亀田興毅(28)=UNITED=戦が8日、日本ボクシングコミッション(JBC)非公認で行われる可能性が出てきた。

 JBCは再三、WBAに興毅のボクサーライセンスが失効中と説明してきたが、この日河野陣営の要望を受け、入札の中止と、挑戦者を選べる選択試合での防衛戦を再び要望する意向を明かした。

 これにも関わらず入札が行われ、河野側が落札した場合の日本開催について、浦谷信彰JBC事務局長代行は「ライセンスのないボクサーは管理できないが、試合をやるなとは言っていない。JBCが認定するかどうか」と、非公認での開催を示唆した。

 落札した際のフィリピン開催をにらみ、同地で合宿中の興毅だが、入札を回避する可能性もある。将来日本でジム運営を考えるなら、JBCを無視した今回の世界戦はマイナスにしかならないからだ。

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