ホーム > リング > リング最新紙面記事

佐藤、ロペス対策は裏かく“幻惑殺法”

 ウォーズ・カツマタ(左)、ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(右)と肩を組む佐藤洋太
【拡大写真はコチラ】
 ウォーズ・カツマタ(左)、ゼロフィット・ジェロッピ瑞山(右)と肩を組む佐藤洋太

 「WBC世界Sフライ級タイトルマッチ」(7月8日、横浜文化体育館)

 王者・佐藤洋太(協栄)がロペス対策として、12ラウンドのスパーリングを敢行した。パートナーは挑戦者シルベスター・ロペスと同じフィリピン出身のWBC世界フライ級15位ウォーズ・カツマタと、佐藤と引き分けた経験がある日本バンタム級3位ゼロフィット・ジェロッピ瑞山。佐藤は「ウォーズの強さとジェロッピのうまさがある」と、2人をロペスに見立て6ラウンドずつ拳を交えた。

 疲れから後半のジェロッピには何度か押し込まれたが、新井史朗トレーナーは「失点を最小限に抑えたので合格」と及第点。佐藤は「体重が2・8キロ落ちた」という過酷な長丁場を終え、「超きつかった。でも、よかった」とホッとしていた。

 ジェロッピからは「フェイントがグッド」とほめられたという。「ロペスは真面目そうで、裏をかきやすいと思う。幻惑殺法で勝ちたい」と、“マジカルボックス”全開を宣言した。

(2012年6月17日)
U-NEXT_pc_under_l

ソーシャルブックマーク・RSS・google+1・twitter・Facebook

オススメリング写真ニュース






Copyright(C) 2011 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp