ホーム > リング > リング最新紙面記事

佐藤、また職質もベルト見せすぐ解放

 職務質問されたときの様子を再現する佐藤洋太
【拡大写真はコチラ】
 職務質問されたときの様子を再現する佐藤洋太

 「WBC世界Sフライ級タイトルマッチ」(7月8日、横浜文化体育館)

 佐藤洋太(28)が24日、またも職務質問を受けたことを明かした。世界王座奪取翌日の3月28日に受けて話題になった“職質王者”。今回は21日午後8時、明治通りのマルイ前で「パトカーを見た」ことが理由だった。

 腫れの残った顔で歩いていた前回は「世界王者になった佐藤ですけど」と言っても10分以上調べられたが、今回はリュックサックに入れていたチャンピオンベルトが威力を発揮した。警察官に「あっ、知ってる。職質された人」と言われ、数秒で解放。「貴重な物を見せてくれてありがとう」とお礼まで言われた。佐藤は「やっぱりコイツ(ベルト)は手放したくない、と強く思いました」と笑顔で振り返った。

 この日は、東京都新宿区大久保から同区新宿に移転を終えた所属の協栄ジムお披露目の日。「世界王者がジムの色を決めると思う。いい試合をしたいという気持ちが強くなった」と、決意を新たにした。また、初防衛戦の相手ロペスと同じフィリピン出身のWBCフライ級15位ウォーズ・カツマタ(勝又)との5ラウンドのスパーリングで好調をアピールした。ベルトを守り抜き、協栄の新時代を切り開く。

(2012年5月25日)

ソーシャルブックマーク・RSS・google+1・twitter・Facebook

オススメリング写真ニュース






Copyright(C) 2011 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp