【ライフ】2017年はマカオへ週末旅を エンターテインメントホテルが充実

 ライトアップされた「ザ・パリジャン・マカオ」
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 2017年が明け、今年の旅の計画を練っている人も多いのではないだろうか。お勧めなのがマカオ(中華人民共和国マカオ特別行政区)への週末旅だ。

 マカオ観光局では、2017年の観光テーマに「食」「エンターテインメント」「イベント」を挙げ、観光客にアピールしている。

 マカオと言えば、ポルトガル料理にアジアの要素を加えたオリエンタルな料理が代表的。「マカエンセ料理」と呼ばれる、ポルトガル人の血を引くマカオ人による、独自のレシピが世界中から注目されている。マカオではユネスコ無形文化遺産への申請準備をしている。

 「エンターテインメント」のひとつに挙げられるのは、娯楽施設やショッピングモールを併設した巨大ホテル。近年、マカオでは複合型豪華ホテルの建設が続いている。

 2016年には「Wynn Palace」、「ザ・パリジャン・マカオ」などが開業した。

 「Wynn Palace」は1700室を有する大型ホテルで、庭園には噴水ショー、またそれを望むロープウエーでショーを鑑賞できるなど、アトラクションが充実している。

 また34億円相当のアート作品がホテル内に展示され、“無料の博物館”とも言われている。中でもジフ・クーンスの「チューリップス」は世界で「Wynn -」だけでの展示となっている。

 「ザ・パリジャン・マカオ」の目玉は、実物の2分の1サイズで再現されたエッフェル塔。ここで見学できるライトショーは、マカオの新たな名所となっている。パリの街並みを再現した一角や、コンコルド広場もあり、アジアにいながらパリ旅行の気分が味わえる。

 キッズ用のアトラクションの充実や、ファミリールームがお手頃価格で泊まれるなど、家族連れにはうれしいサービスが充実している。

 「イベント」の代表格は、毎年12月に開かれるマカオ国際マラソン、マカオ国際映画祭。世界的地位を確立しつつあり、日本からの参加者や見学者も年々、増加している。

 日本から4時間あまりのフライトで到着するマカオ。物価も安く、手軽にセレブ旅を楽しんでみるのはどうだろう。(デイリースポーツ・中野裕美子)

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