【ライフ】“ピー”進化で高級「柿ピー」完成…攻める「阪急百貨店×亀田製菓」コラボ

 1度食べたら、クセになる。“魔法の粉”とも称されるサクサクパウダーが魅力の「ハッピーターン」。その亀田製菓の“魔法の粉”が、思いもかけない方向に進化している。

 11月2日に新発売された「リッチメルトタイプ」。名前からして“凄そう”な新味は、阪急うめだ本店内の専門店「ハッピーターンズ」で販売されている。もともと阪急うめだ本店では、2012年からハッピーターンやポテトチップスといった国民的お菓子の“高級版”を企画してきた。そんななか、この冬の目玉である秋冬限定の「リッチメルトタイプ」を求めて連日客足が途絶えない人気ぶりだ。

 ラインナップは「和三盆きなこ」「抹茶」「カマンベールチーズ」「焦がしバター」「ショコラ」「ココナッツミルク」の全6種類(各1箱7個入り540円税込)。ホワイトチョコをしみ込ませた生地と濃密なパウダーの組み合わせは、お菓子というよりスイーツで洋菓子のような味わいだ。

 “魔法の粉”のあまじょっぱい“庶民派味”とは違う方向性に「従来のほうがやっぱり好き」という愛好家の声がある一方で「しっとりしていて、こちらのほうが大好き」とリピーターも後を絶たない。

 発売から約1カ月、宣伝・広報部の西田さんによると売れ行きは「想定通り順調」とのこと。思い切った“洋菓子化”も「もともと20~60代まで幅広く支持されるなかで、より若年層に受け入れられるようにチャレンジしたので」と手応え十分。和のラインナップが揃う中で「ショコラ」が1番人気なのもうなずける。

 そして12月1日には「阪急百貨店×亀田製菓」コラボ新商品“第二の矢”が放たれた。柿「ピー」の高級版だ。

 2016年春にオープンした専門店「タネビッツ」では「焦がす」「揚げる」「燻す」「漬ける」の4手法で“プレミアムな柿の種”を商品化してきた。「柿の種」が進化とくれば、次に待たれるのはもちろんピーナッツ。多数届いたユーザーからの声に応えるカタチで、満を持して登場するのが「クラックピーナッツ 白トリュフ塩仕立て」(15g×6袋540円税込)。

 特別に試食させていただいたそのお味にビックリ。焦がしバターで揚げた香ばしさとトリュフの芳醇な香りが贅沢にプラス。華やぐ香りが、いよいよクセになる。前述の「柿の種」とセットでも購入できるが、これまた新商品の「チーズ醤油味」とはベストマッチ。ついに進化版「柿ピー」が完成した。

 現在「リッチメルトタイプ」を購入できるのは阪急うめだ本店と博多阪急の2カ所のみ(一部ネット販売あり)。「クラックピーナッツ 白トリュフ塩仕立て」は阪急うめだ本店限定となっている。「限定」のプレミアム感は、忘年会やパーティー、帰省のお土産にもピッタリ。女性受けはもちろんのこと“リッチ”な話の“タネ”になること受け合いだ。(デイリースポーツ・百瀬 啓太)

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