葛西紀明、団体戦メンバー外危機!?回避予定だった公式練習参加へ

 「平昌五輪・スキージャンプ男子ラージヒル・決勝」(17日、アルペンシア・ジャンプセンター)

 8大会連続五輪出場の葛西紀明(45)=土屋ホーム=は121メートルで107・9ポイントで33位、30位以内に入れず2回目に進めなかった。

 厳しい立場に追い込まれた。日本勢で唯一2回目に進めず、19日のラージヒル団体のメンバー入りは微妙な情勢となった。

 この日も日本勢最高の10位となった好調の小林陵侑(土屋ホーム)を除いては、残りの4人は横一線の状況。当初は「明日は休んで団体戦に出るのが1番良かったけど」と、18日の公式練習はオフとする予定だったが「こういう結果になって、そうはいかない」と、アピールのために急きょ参加する必要が出てきた。冬季五輪史上最多8度目の五輪で、選手団の旗手という大役も務める45歳。逆境をはねのけられるか。

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