宇野昌磨「陰に隠れて」金を獲る 最強ライバル羽生の復帰むしろ追い風

 「平昌五輪・フィギュアスケート男子・SP」(16日、江陵アイスアリーナ)

 フィギュアスケート男子で団体SP1位となった宇野昌磨(20)=トヨタ自動車=が15日、江陵アイスアリーナでの公式練習に参加した。男子66年ぶりの連覇を目指す羽生結弦(23)=ANA=とは今季初対戦。復帰戦の羽生に注目が集まる中、「視線を感じないので楽。うれしい」と自然体で臨む。

 力むことも、気合を入れることもせず、いつも通りの調整を終えた。宇野は勝負の個人戦へ「特別な思いがあるわけではない。自分に負けない演技を見せたい」と15日、意気込みを語った。4回転フリップも精度は上々。好調だった団体戦から調子を維持したまま個人戦へ入れそうだ。

 最終グループの選手が集結したハイレベルな練習を終えた直後には「久々に楽しい。高まった感じ。(練習リンクから)降りたすぐからこんなにやる気が出ているのは久しぶり」と珍しく興奮気味。復活した羽生との今季初対戦にも「たぶん楽しめるかな」と話した。

 昨季世界選手権で2位となり、今季ベストスコアは断トツの1位。打倒羽生の大本命だが、期待を背負い込む様子もなければ、過度な高揚感もなかった。

 むしろ羽生との共闘にはメリットもあった。「久々に陰に隠れて試合を迎えるなって感じ。練習しているときとか、アップとか、さまざまなところで注目を浴びることが今年は多かったけど、視線を感じないので楽です。うれしい」。本人としては“ダークホース”の立ち位置の方がおいしいようだ。無自覚の金メダル候補は、自然体で決戦を迎える。

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