旗手の十種代表・右代がリオへ出発「開会式が1種目目」

 リオデジャネイロ五輪の陸上十種競技代表で、日本選手団の旗手を務める右代啓祐(30)=スズキ浜松AC=が3日、成田空港から現地へ出発した。

 旗手の大役を任された右代は「開会式から1種目目が始まる熱い気持ち。先頭を歩くので士気を高められるよう、堂々とした姿を見せたい。旗手として元気と勇気と感動を届けたい」と背筋を伸ばし、胸を張った。

 十種競技が始まるのは大会終盤の17日で、開会式参加後は米国で合宿し、再度リオ入りというハードスケジュールになるが「気にしない。(合宿の)3日間を有効に使ってリオに乗り込みたい」と前向きにとらえていた。

 6月の日本選手権前に負った左手親指骨折も「全治3カ月と言われたが1カ月で治した」とキッパリ。「最大限の力を出して自己記録(8308点)を更新したい」と旗手、そして選手として意気込み機上の人となった。

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