高山が三回で早くも猛打賞 今季3度目
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「広島-阪神」(23日、マツダスタジアム)
阪神ドラフト1位・高山(明大)が、三回まで毎回安打を放ち、今季3度目の猛打賞をマークした。
「1番・左翼」でスタメン出場した高山は初回、投手への内野安打を放って3点先制につなげると、3-4の二回には1死から左前打。この回4得点の口火を切った。
そして7-4の三回には、1死走者なしの場面で、広島2番手・中田から左中間を破る三塁打を放って出塁。2死一、三塁となってから、ゴメス、鳥谷が連続適時打を放ち、この回2点を追加した。
高山は四回は遊ゴロ、六回は一ゴロに倒れたが、八回の第6打席は、広島5番手・永川から、この試合4安打目となる二塁への内野安打をマークした。
高山は20日のヤクルト戦、不調でスタメンを外れていた。前日21日の雨天中止を挟んでスタメンに復帰し、結果を出した。
高山の猛打賞はシーズン18回のペース。球団新人最多は98年坪井の11回。セ・リーグ新人最多は58年の巨人・長嶋茂雄の14回だ。