大相撲名古屋場所（７月１０日初日・愛知県体育館）の新番付が２７日発表され、史上９位タイのスロー昇進となる初土俵から所要８５場所で新入幕となった北はり磨が名古屋市内の山響部屋宿舎で記者会見し「（番付表の）一番上に自分の名前があるのでうれしい。諦めなかったのがよかった」と喜びを語った。

　大関稀勢の里と同期。１５歳で初土俵を踏み、今年で１５年目。関取としては小柄ながら、先代親方の北の湖親方（元横綱）の「基本が大事」との教えに従って四股など基礎運動に力を入れ、実力を付けてきた。

（注）北はり磨の「はり」は石ヘンに番