大相撲春場所で4場所ぶり36度目の優勝を果たした横綱白鵬が千秋楽から一夜明けた28日、大阪市内で記者会見し「おかげさまでおいしい酒が飲めた」と喜びを語った。
初日に黒星を喫した白鵬は2日目から14連勝し、自身の持つ史上最多優勝記録をさらに更新したが、千秋楽の横綱日馬富士戦で変化して勝ち、観衆からやじを浴びた。
優勝インタビューでは日馬富士戦をファンに謝罪し泣いた。涙の理由について、年1度のモンゴル相撲で6度優勝した父ムンフバト氏に、年6場所の大相撲で換算して並んだことも挙げ「会場から厳しい言葉もいただいたし、こみ上げましたね」と入り交じった感情を説明。