綱とり琴奨菊が東の正大関 豊ノ島再関脇、新入幕2人

 日本相撲協会は29日、大相撲春場所(3月13日初日・エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表し、1月の初場所で日本出身力士10年ぶりの優勝を遂げ、初の綱とりに挑む大関琴奨菊が8場所ぶりに東の正位に就いた。

 先場所12勝の豊ノ島は昭和以降5番目に遅い23場所ぶりの再関脇で西。新関脇の先場所を勝ち越した嘉風が東関脇に。小結は4場所ぶりに復帰の宝富士が西、4場所連続関脇から転落の栃煌山が東にとどまった。

 新入幕は日大出身の2人。大翔丸は3年前のアマチュア横綱でデビューからちょうど2年で昇進。明瀬山は初土俵から所要48場所で学生相撲出身では4番目の遅さとなった。

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