U23代表、五輪直前ブラジルと対戦

 日本サッカー協会は31日、リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子のU-23(23歳以下)日本代表が7月30日(日本時間31日)にブラジル・ゴイアス州ゴイアニアでU-23ブラジル代表と国際親善試合を行うと発表した。同代表は6月29日に国際親善試合南アフリカ戦(松本)を行い、7月21日に日本を出発して、アラカジュでの直前合宿で五輪本大会に備える。

 1次リーグB組の日本は8月4日にナイジェリア、7日にコロンビア、10日にスウェーデンと対戦する(時間は全て現地時間)。

 開催国のブラジルはオーバーエージ枠でFWネイマール(バルセロナ)の出場が決まっている。南アフリカ、イラク、デンマークと1次リーグA組に入っており、日本が勝ち進めば準々決勝で対戦する可能性がある。

 手倉森誠監督(48)は「勝って勝って勝ち進まなければ対戦できない相手と本大会前にテストマッチをできることは大きいです。オリンピック本大会の初戦の重要性や難しさを考えれば、このタイミングでブラジルと対戦することはとても大事なことです。チームとしてゲームテンション、インテンシティを高めるチャンスでもあります。選手個々にとっても貴重な強化の場で、良い経験を積めると思います」と協会を通じてコメントした。

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