香川真司が帰国「いい形で終わりたい」
ドイツ1部ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司(27)が23日、今季の全日程を終え、羽田空港着の航空機で帰国した。
今季はリーグ戦で29試合に出場して9得点9アシストを挙げるなど公式戦13得点。来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。21日のドイツ杯決勝ではバイエルン・ミュンヘンに敗れ3季連続の準優勝に終わったが、延長後半から途中出場し、PK戦では1人目のキッカーを務めて成功した。
香川は「苦しいこと、良いことも含めて充実したシーズンで終われた」と振り返った。1~3月はメンバー外やベンチを温める日々も多かったが、「本当の自分が試される気がした。自分と向き合ってやれたことはポジティブなこと」と成長を実感した様子だった。
空港に居合わせた利用客からサイン攻めにあうなど、一時騒然となったが、香川は気さくにサインや写真撮影に応じていた。
6月に行われるキリン杯で日本代表への招集も確実となっており「気持ちを切り替えて、代表戦をいい形で終われるようにしたい」と、今シーズンの総仕上げへ意欲を示した。