J2熊本1カ月ぶりリーグ戦で大声援

ピッチに登場した選手に声援を送るロアッソ熊本サポーター=フクダ電子アリーナ(撮影・村中拓久)
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 「J2、千葉-熊本」(15日、フクダ電子アリーナ)

 熊本地震発生後から、その影響で公式戦などが中止延期されていた熊本が1カ月ぶりのリーグ戦をアウェーで迎えた。

 熊本は元日本代表FWで同県宇城市出身の巻誠一郎(35)も先発で出場。奇しくも古巣・千葉でのリーグ復帰戦となった。

 巻はこの1カ月間、熊本で被災者への支援活動に参加。震災1カ月目の前日(14日)には自身のフェイスブックで「今日でちょうど1カ月。僕が回った避難所は50を超えました。本当にこの1カ月は長かった」などとつづった。

 巻ら熊本イレブンが試合前のウオーミングアップにピッチへ姿を現すと、スタンドからはホーム千葉サポーターからも大きな声援が送られた。

 巻はキックオフ直前に、千葉のベンチへ出向き、関塚隆監督らにあいさつをしてからピッチに戻った。

 また、熊本のサポーター席には「ただいまJリーグ」「熊本の笑顔のために闘うばい」「全国の皆様の思いに感謝」「世界に誇れる熊本を取り戻す」という横断幕が掲げられた。

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