サッカー、手倉森監督が熊本訪問 五輪で「日本の希望に」

 今夏のリオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子のU-23(23歳以下)日本代表の手倉森誠監督が3日、熊本地震で大きな被害を受けた熊本県を訪れた。被災地の現状を目の当たりにし「日本の希望にならないといけない立場にある。明るいニュースを届けたい」と決意を新たにした。

 手倉森監督は、熊本市で2日に全体練習を再開したばかりのJ2熊本の練習場を訪れ「元気、勇気を伝える使命がある」と清川浩行監督や選手らを鼓舞した。東日本大震災が発生した2011年にJ1仙台を率いて4位に導いた経験を振り返り「選手には力強く戦ってくれればいいと言っていたが、(周囲の)勝ってもらいたいという思いで勝たせてもらった」としみじみと話した。

 その後は大津町で地元の小中学生約130人にサッカー教室を開いた。強い雨が降る中、子どもたちと一緒に体を動かし「好きなことをやったら笑顔になれる。笑い声は世の中を明るくする」とうれしそうだった。

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