日本サッカー協会は２７日、女子日本代表「なでしこジャパン」の新監督に元代表選手で、Ｕ-２０（２０歳以下）女子代表監督の高倉麻子氏（４８）が就任したと発表した。男女のフル代表で女性の監督は初めて。東京都内で就任会見に臨み「素晴らしい成績を収めてきた選手たちと若手を融合し、新しく強いなでしこジャパンをつくっていきたい」と抱負を述べた。
関係者によると、２０２０年東京五輪まで指揮を執ることを前提とした契約。年代別の女子代表監督を歴任し、１４年のＵ-１７（１７歳以下）女子ワールドカップ（Ｗ杯）で日本を初優勝に導くなど好成績を重ねた手腕が評価された。
