「皇后杯・準決勝、INAC神戸2-0仙台」(23日、等々力陸上競技場)
今季限りでの引退を表明しているMF澤穂希(37)=INAC神戸=が“夫婦ダービー”に先発しフル出場。2-0で勝利し、決勝進出を果たした。相手の仙台は、澤の夫・辻上裕章氏(39)が運営・広報部長を務め、試合中はピッチサイドのフェンス際で戦況を見守った。
決勝戦は27日14時から、等々力陸上競技場で行われる。
INAC神戸は前半39分、FW大野のゴールで先制。右CKに対して澤がニアに動き、相手DFのマークがばらけると、FW高瀬がボールを頭で流し、さらに大野が頭でゴールへ決めた。
前半を1-0とリードして折り返したINAC神戸は、後半16分にMF中島が2点目のゴールを決めた。右サイドからMF川澄が持ち込み、上がってきたDF近賀へパス。近賀はさらに中島へグラウンダーで流し、流れの中で中島も低いシュートを放ってゴールを奪った。
17日の引退会見時に「(皇后杯では)サッカー選手・澤穂希としての生き様を見せたい」と話していた澤は、攻撃よりも守備での動きが目立ち、他のイレブンに「頑張れ!切り替えて」などと声をかけてたが、先制点ではおとり役としての役目を果たした。
両チームの先発メンバーは次の通り。( )は背番号
【INAC神戸】
▽GK(1)海堀あゆみ
▽DF(2)近賀ゆかり、(3)鮫島彩、(4)田中明日菜、(5)甲斐潤子
▽MF(7)中島依美、(8)澤穂希、(22)伊藤美紀、(9)川澄奈穂美
▽FW(10)大野忍、(11)高瀬愛実
【仙台】
▽GK(21)ブリトニー・キャメロン
▽DF(2)千葉梢恵、(4)山本りさ、(5)坂井優紀、(15)井手上麻子
▽MF(6)川村優理、(7)田原のぞみ、(8)嘉数飛鳥、(17)井上綾香、(23)中野真奈美
▽FW(24)有町紗央里