横浜Mチケット顧客情報流出危機

 J1横浜Mが30日、チケットサービス業務を委託している「ぴあ株式会社」で、購入者の個人情報が一時保存されたノートパソコンの盗難事件が発生したと発表した。現時点では第三者への情報漏えいや不正使用などは確認されていないとしているが、2015年の年間チケットを購入したうちの一部である5864件の個人情報を含むファイルが保存されていた。

 横浜Mの公式サイトによると、ぴあの従業員宅で、自宅に持ち帰っていたノートパソコンの入ったかばんが盗まれた。その後、自宅敷地内で当該のノートパソコンと現金が抜き取られたかばんが発見された。警察の捜査中だが、まだノートパソコンと現金は取り戻せていない。

 ノートパソコンには2015年の年間チケット購入者のうち、5864件の個人情報ファイルが一時保存されていた。内容は会員ID、氏名、住所、電話番号、購入席種や席の番号があるが、クレジットカード番号などの決済情報は含まれていないという。

 すでに、横浜Mから対象の購入者にはは郵送、メールで謝罪をしている。公式サイトでは「業務委託先においてこのような事態が発生いたしましたことを重く受け止め、サービス運営上の情報セキュリティーの確保、及び個人情報保護に関して、業務委託先での管理・運営体制の点検、強化を図り、再発防止に努めて参ります」と表明している。また、ノートパソコンの所在や情報流出について、「今後も継続して調査及び監視を行うとともに、本件の対策と新たな再発防止策の検討を速やかに実施していく」としている。

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