日本サッカー協会は３０日、中東遠征（１２月６～１４日）に臨むＵ－２２（２２歳以下）日本代表メンバー２３人を発表し、ＭＦ遠藤航（２２）＝湘南、関根貴大（２０）＝浦和＝らが選ばれた。クラブＷ杯に出場する可能性のある広島、Ｇ大阪からは選出されなかったが、最終的には２６人を招集する予定となっている。

　また、１０日にＵ－２２イエメン（カタール・ドーハ）と、１３日にＵ－２２ウズベキスタン（ＵＡＥ・ドバイ）と国際親善試合を行うことも発表された。

　手倉森監督は「カタールという地での活動、ならびに中東の国との試合は、最終予選を迎えるにあたり、とても良いシミュレーションとなります。メンバーのコンデションを見極めたり、選手の組み合わせの可能性をさらに模索するために、通常の活動よりも多いメンバーで、今回も活動させてもらうことになりました」などとコメントした。

　同代表は来年１月にカタール・ドーハで行われるリオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたＵ－２３アジア選手権に出場する。

　メンバーは以下の通り

　ＧＫ　櫛引政敏（清水）杉本大地（京都）中村航輔（福岡）

　ＤＦ　松原健（新潟）山中亮輔（柏）亀川諒史（福岡）奈良竜樹（ＦＣ東京）室屋成（明大）岩波拓也（神戸）植田直通（鹿島）中谷進之介（柏）

　ＭＦ　大島僚太（川崎）遠藤航（湘南）原川力（京都）矢島慎也（岡山）中島翔哉（ＦＣ東京）秋野央樹（柏）関根貴大（浦和）

　ＦＷ荒野拓馬（札幌）鈴木武蔵（水戸）金森健志（福岡）オナイウ阿道（千葉）鎌田大地（鳥栖）