来年１月３日に開幕し、兵庫県内で行われるサッカーの全日本高校女子選手権の組み合わせ抽選会が２４日、都内のＪＦＡハウス内で行われたが、出場３０校のトーナメント表を決める抽選会で、珍しいハプニングが起きた。

　抽選に先立ち、前回大会の結果から第１～４までのシード校が決められ、その順番に沿って抽選が行われるのだが、進行サイドの不手際で、第３シードの藤枝順心の前に、第４シードの十文字学園がくじを引いてしまった。順番が間違ったまま抽選は進んで行き、いったんはすべてのカードが出そろったが、公平性の観点から協議され、結果的には再抽選となった。

　大会を主催する日本協会側は「進行台本に問題があり、間違いに気づいた者もいたが、テレビカメラが回っていることもあって、その場で止めることはできなかった。ご迷惑をおかけして申し訳なかった」と謝罪した。