カズ 米国のヘッド禁止に苦笑い

練習後、大勢の報道陣の取材を受けるFC横浜・三浦知良=神奈川・LEOCトレーニングセンター(撮影・開出牧)
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 米国サッカー連盟が10歳以下の選手にヘディングを禁止、又は禁止を推奨するガイドラインを作製したことに、J2横浜FCのFW三浦知良(48)が12日、驚きをもって反応した。ニュース自体は知らなかったというカズは「4歳からヘディングしている僕はどうなるんですか?(脳が)揺れているんですか?」と苦笑まじりに反応した。

 サッカー界では、以前からヘディングの衝撃が脳に悪影響を及ぼすのではないか、と提言されることがあった。しかし、今回、米国連盟が打ち出したほど具体的な禁止例は珍しい。カズは「強い刺激が入るのは確かなので、成長過程で少しでもリスクを下げるということだと思います」と理解を示したが、「試合のときとか、ヘディングありますからね。CKとかそういうときに蹴られなくなっちゃいますね。難しいですね。現実に試合でヘディングしないっていうのは」と、ヘディングなしのサッカーをイメージしづらい様子だった。

 自身は11月11日11時11分という、背番号にちなんだ「11並びの日」に、来季の横浜FCとの契約更新を発表した。プロ31年目、49歳となる来季へ、「逆に気力は増しています」と意欲をみなぎらせていた。

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