【ロンドン共同】国際サッカー連盟(FIFA)の倫理委員会は8日、ゼップ・ブラッター会長(79)と、欧州サッカー連盟(UEFA)会長も務めるミシェル・プラティニ副会長(60)に90日間の暫定的な活動停止処分を科したと発表した。汚職事件で批判が高まる中、幹部への処分によりFIFA問題はさらに混迷を深めそうだ。
韓国の鄭夢準FIFA元副会長には倫理規定違反で6年間の活動停止処分と罰金を科した。プラティニ氏と鄭夢準氏は、ブラッター会長の後任を決める来年2月の会長選への立候補を表明していた。職務停止中のジェローム・バルク事務局長も90日間の暫定活動停止とした。