澤穂希が帰国 去就は明言せず

チームと別れ帰路につく澤穂希=千葉県成田市内のホテル(撮影・園田高夫)
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 自身6度目の出場となるW杯を終えたサッカー日本女子代表のMF澤穂希(INAC神戸)は7日、チームとともに日本に帰国し、「持っている力を出し切った結果。現実を受け入れないといけない」と穏やかに振り返った。

 今大会は守備面のスーパーサブとして、またチームをピッチ内外で陰からフォローする精神的支柱として持てる力を振り絞った。大会得点王、MVPを獲得し、文字通り主役となった4年前のドイツW杯とは大きく立場は変わったが、「4年がたてば年齢、立場は変わる。でも、チームを思う気持ちは変わらない。全力で戦った」と語った。

 大会中のFIFAのインタビューなどにはW杯は今大会で最後、五輪についてはチャンスがあれば来年のリオ五輪に挑戦したいと発言していたが、この日は去就について明言しなかった。

 澤はまた、尊敬するカズこと三浦知良(横浜FC)が「まだ成長できる」と評していることを伝え聞いても、「日本のキングにそう言ってもらえて光栄です」と応じるにとどめた。

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