佐々木監督 リオ五輪予選へ危機感

佐々木監督(右)の横で、今大会を振り返る宮間あや(撮影・園田高夫)
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 サッカー・カナダ女子W杯で準優勝した日本女子代表なでしこジャパンが7日、帰国した。帰国後、千葉県内で会見に臨んだ佐々木則夫監督は「攻守にアクションすることを継続してきたことが力となって、準優勝できたと思う。しかし、プラスαが必要と思います」と来年に控えるリオ五輪へ成長と改善が必要だと訴えた。

 監督としての契約は今秋まで。会見では去就についての質問も受けたが、「僕の去就なんていうのは…。まずは選手たちの週末(7月12日)のゲームが一番気になる」と返答。契約期間内の8月に東アジア選手権(中国・武漢)があることから「東アジア選手権の準備があります。契約内の仕事をした後に次があるのではないかと思います」と目の前の大会に集中する意向を示した。

 ただ、リオ五輪出場枠はアジアには「2」しかないことを挙げ、「リオの切符を手にしたわけではなく、アジアでの2枠は厳しいプレッシャーのかかる予選でして」と危機感をつのらせた。「世界を確認したところ、個の質、個の判断を上げていかないと(いけない)。それをグループにしてなでしこらしい連携、連動する部分がさらに上がる」と改善点を挙げた。

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