イラク監督勝つ気なかった? 終始言い訳

 「国際親善試合、日本4-0イラク」(11日、日産ス)

 完敗したイラク代表のアクラム・セルマン監督は、試合後会見で言い訳に終始した。「勝つことは不可能ではないかと思っていた」と明かした。

 そもそも、日本戦の後にアジア予選を戦うはずだったインドネシアが失格処分を受けたため、目標のない中での親善試合になった。さらに、エースFWユニス・マフムードは「個人的な理由」のため来日せず(監督は「大学の試験」と説明)。それ以外にも3人の攻撃の主力が来日できなかったという。「来ていたら試合の結果は変わっていたのではないかと思っています」と悔しさをにじませていた。

 開始9分で2失点し、試合のリズムをつかめずに劣勢にまわった。「それで自信を失ってしまった」と落胆した監督は、「世界中、アメリカ、イギリス、スウェーデンから来ている選手もいますので、あまり休む時間もなく、長い旅も影響していると思う」と準備期間の短さも敗因とした。

 モチベーション、準備態勢、選手の構成など、どこをとっても、今回は“アジアの強豪”のイラク、とは別のチームだったと考えるのが妥当だろう。

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