浦和 逆転勝利で開幕から12戦無敗

後半、同点ゴールを決めた浦和・武藤
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 「J1、浦和2-1鹿島」(23日、埼玉スタ)

 首位の浦和が終盤の2得点で2-1で鹿島を下した。今季は開幕から12試合連続無敗(9勝3分け)とした。ホームでは7戦全勝で、1試合消化が多い2位の広島に勝ち点差4をつけている。

 後半22分、鹿島FWジネイと競り合ったDF森脇のヘディングが自軍ゴールに入るオウンゴールで先制を許したが、今季の浦和はこのままでは終わらない。

 直後の26分にFW興梠、FWズラタンとつなぎ、右からのクロスにMF武藤が頭で合わせて同点に。さらに、同38分には敵陣でボール奪ってからの攻撃で、左サイドから切れ込んだMF関根がミドルシュートを蹴り込み、これが決勝点となった。

 武藤は2試合連続、関根は3試合連続のゴールで、2人とも今季リーグ戦4点目。この2人が、12試合を終えた時点でのチーム得点王だ。

 同点弾の武藤と決勝弾の関根が1人ずつヒーローインタビューに登場。今季、仙台から加入したばかりの武藤は「不運な形で失点してしまったんですけど、僕たちは逆転できると信じていた。(得点は)最後、押し込むだけだったので、あそこまでつないでくれたズラタンだったりチームメートに感謝したい。沸いてもらったら僕も幸せですし、皆さんの期待に応えたいと思っている」とイレブンやサポーターに感謝。

 浦和期待の若手である関根は「チームの一員としてやれるのは素晴らしいこと。努力していきたい。球際のところで戦っているからこその結果だと思うので、続けていきたいと思います」と今後も熱いプレーを誓った。

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