Jリーグ、下部組織格付け導入へ 外部に評価委託
Jリーグが外部の企業に各クラブの育成部門の評価を委託し、下部組織を格付けする制度を正式に導入することが12日、分かった。国際舞台で低迷する育成年代のてこ入れ策の一環で、日本サッカー協会が共同出資する。高い評価を得たクラブはタイなどの提携リーグや国際大会に派遣し、海外経験を積ませる案もある。
委託する見通しのベルギーの企業は、同様の制度を導入して育成組織の充実につなげ、昨年のワールドカップ(W杯)ブラジル大会を制したドイツでも実績がある。昨年には当時J2の湘南など一部クラブで試験導入した。
評価項目は施設や育成方針、指導者、医療サポートなど多岐にわたる。